スキー場における死亡等重傷事故発生の変化

 87~89の2シーズン(昭和62年12月~平成元年4月)と
 97~99の2シーズン(平成9年12月~平成11年4月)との比較

                                平成15年1月10日 
                     NPO法人
                     スキーヤー及びスノーボーダーの安全を考える会

 スノーボードが流行し出した1990年を境に、スキー場の死亡等重傷事故がどのように変化したかを下記の方法により調査を行った。
                      記
*調査方法
 上記期間中に新聞紙上に報道された死亡等重傷事故を、国会図書館所蔵の地方紙、
  北海道新聞、山形新聞、秋田魁新報、岩手新聞、福島民友、下野新聞、上毛新聞、新潟日報、
  信濃毎日新聞、北国新聞、山梨日日新聞、京都新聞、富山新聞
 の縮刷版、マイクロフィルムより収集した。

収集した死亡等重傷事故の新聞記事は別添1及び別添2の通りであるが、下記の事故については除外した。
 ●リフト事故
   88~89シーズン No1,8  
   89~90シーズン No8,13,15,19

 ●病死
   88~89シーズン No2,3  
   89~90シーズン No9
   98~99シーズン No6

 ●故意に立ち入り禁止区域進入
   88~89シーズン No10
   89~90シーズン No3
   97~98シーズン No6
   98~99シーズン No9,27

以上から88~89シーズン 11件、89~90シーズン 14件、97~98シーズン 23件、98~99シーズン 24件を分析した。

1、調査結果
(1) 死亡等重傷事故型別発生状況

 

87~89

88~89

小計

97~98

98~99

合  計

転倒

13

衝突

15

13

14

27

転落

その他

合計 11 14 25 23 24 47


(2)事故の型「衝突」起因物別発生状況

 

87~89

88~89

小計

97~98

98~99

合  計

立ち木

11

支柱・杭等

その他

合計 15 13 14 27


(3)死亡等重傷事故競技者別発生状況

 

87~89

88~89

小計

97~98

98~99

合  計

スキーヤー

19

28

10

14

14

ボーダー

17

24

その他

合計 21 15 36 28 22 50

(注) 衝突事故で、複数負傷したケースを含む。


2、分析結果
上記の調査結果から以下のことが判明した。

*87~89シーズンと比較すると、97~99シーズンは総件数も、また事故型別の衝突事故もほぼ倍増していること。更に、転倒事故が急増していること。
*同じく、「衝突」の起因物別で見ると、97~99シーズンは立ち木、支柱等に衝突する事故が倍増していること。特に、コースを外れゲレンデ脇にある立ち木等に衝突する事故が多いこと。
*競技者別で見ると、大きな変化があり97~99シーズンではスノーボーダーの事故が急増し、スキーヤーの事故と同数になっていること。
*発生した事故を重篤度で比較すると、97~99シーズンは死亡者が急増(紙面上から確認できる死亡者数は、87~89シーズン13人、97~99シーズン25人)していること。


3、まとめ

 スキー場において発生する死亡等重傷事故は現在も依然として多発しているが、スノーボードが流行し出した1990年を境に、発生する件数が急増し、また負傷程度が重篤化する等極端に変化したことが上記の調査結果からわかる。
 この原因は、単に競技者人口の増加のためと捉えるべきではないだろう。自由時間デザイン協会のレジャー白書によれば、スキー人口は1993年をピークに減少傾向となっており、スノーボーダーを合わせても減少傾向にあるという。
 だとすると、スノーボードが流行しだし、スキー人口の減少する中でスノーボード人口のみが増加したことが何らかの原因と見るべきである。スノーボードは使用する用具も滑走する方法もスキーとは異なっている。この両者が同一ゲレンデで混在して滑走するところに原因の一端があると考えるべきであろう。残念ながら、ほんの一部のスキー場を除き、ほとんどのスキー場では両者が混在して滑走することを容認している。
 ではなぜ、両者が混在して滑走することが事故に結びつくのだろうか。推測すると、例えばスキーヤーは自らがどのように滑走するかを頭に描き、又、他のスキーヤーはどのように滑走するかを予測し滑走している。同じくスノーボーダーも然りで、他のスノーボーダーがどのように滑走するかを予測して滑走している。同種類の競技者同士であれば相手の行動も予測可能である。
 ところが、スキーヤーとスノーボーダーが同一のゲレンデで滑走するとなると、異種類の競技者の滑走行動を予測することは極めて困難で、特に週末、祝祭日の混雑時においては至難である。従って、たまたま接近し過ぎた競技者を避けようとするために、意識的に転倒したり、あるいは急激に方向転換しコースアウトする等が事故原因となっていることが十分考えられる。
 一般に、そのゲレンデが事故の発生する危険があるかどうかの目安として、
    「ゲレンデの見通し」「ゲレンデの幅」「ゲレンデの傾斜」
等を基準にして考えているようである。これは、1990年以前のスキー場の状況であれば、この目安もある程度は納得できる。しかし、スノーボードが流行し出した以降については全く事故防止の効果の無い目安といえるのではないか。そもそも、上記の目安なるものはスキー場の事故を防止するためのものであり、現に死亡等重傷事故が多発している状況を考えれば明白である。




◎別添1
     87~88 シーズン(昭和62年12月~昭和63年4月)

12/20(日)08:10頃 新潟県 記事
神立高原スキー場で、四人乗り高速リフトの搬器が滑って、後続の搬器を直撃、乗っていた四人が足などを骨折する事故があった。事故は、第七クワットリフト(高速四人乗り、全長千メートル)のスタート直後、第一支柱と第二支柱の間で発生。四人の乗った搬器の前方24メートルから無人の搬器がワイヤーに添って滑り降りてきて直撃した。怪我をしたのは、女性(24歳)、女性(31歳)、女性(20歳)と男性(24歳)。原因は、ワイヤーの掴みが弱かったため滑ったのではないかとしているが原因究明を急いでいる。
01/12(水)12:25頃 群馬県 記事
片品高原スキー場の第一リフトのゲレンデでスキーをつけたまま仰向けになって死んでいる男の人を他のスキーヤーが見つけた。死んでいたのは男性(25歳)で、同リフト(延長337メートル)のほぼ中間の緩斜面で倒れていた。警察では滑走中に病死した疑いがあると見て調べている。
01/16(土)09:40頃 北海道 記事
テイネハイランドスキー場の女子大回転コースでスキーをしていた女性(67歳)が突然倒れ、市内の病院に収容されたが、まもなく急性心不全で死亡した。女性は夫とスキー場に来ており、また、高血圧の持病があり病院に通院中だった。 
01/18(月)10:00頃 石川県 記事
金沢セイモアスキー場で、スキー練習中の高校生(15歳)が転倒、急斜面を転げ木に頭を強打し、病院に収容されたが死亡した。20日に行われる予定の第24回石川県高校スキー選手権大会の大回転に出場するため、高校の監督、生徒8人と10時ごろからバリエーションコースで練習中だった。
02/14(日)13:40頃 新潟県 記事
村営三川温泉スキー場で、ペアリフト乗り場から約50メートル上方のゲレンデから無人のスノーモービルが突然下の方に向かって暴走した。スノーモービルはロッジ前にいた男性(41歳)らスキー客8人を次々と跳ね飛ばした。このため男性が重体、小学生(12歳)ら3人が重傷、4人が軽症を負った。スノーモービルは男性(37歳)が運転していたが、途中でエンストしたため一度エンジンを切って点検、間もなくエンジンキーをかけたところ突然無人のまま暴走を始めたとのこと。運転していた男性はスキー客が怪我をしたとの連絡を受け現場に向かう途中であった。
02/21(日)09:00頃 新潟県 記事
石打丸山スキー場で、ゲレンデ整備に当たっていたスキー場圧雪車に、スキーにきていた男性(25歳)が巻き込まれた。被災者は圧雪車の下敷きとなり、首の骨を折るなどで即死。リフト小屋の脇にある燃料タンクで燃料を補給するため圧雪車がバックした際、近くにいた被災者を巻きこんだらしい。
02/27(土)14:35頃 北海道 記事
町営森林公園スキー場で、自動車のタイヤチューブに乗って斜面を滑り降りていた少女二人(11歳)が斜面左下ガードフェンス支柱に衝突、一人が頭を強打し重体、一人が左ひざを打ち軽い怪我を負った。二人は、小学校のクラス32人や母親12人、担任の先生らとスキー場に親子レクレーションに来ていた。二人は、チューブで長さ約100メートル、平均斜度10度の斜面を上から滑り降り、スピードが出すぎてバランスを失ったらしい。
02/28(日)12:15頃 滋賀県 記事
伊吹山スキー場で、第一リフトのワイヤーロープが外れ、リフトが地面に落下した。地上からの高さは最高1メートルだったが、乗っていたスキーヤーは地面に投げ出され、男性(27歳)が頭などを強く打って重傷、女性(27歳)女性(21歳)ら12人が背中や足に軽症を負った。
02/29(月)20:30頃 北海道 記事
町営新嵐山スキー場で、無人のスノーモービルが暴走、ゲレンデのスキー客3人、女性(41歳)、同女長男(10歳)、少女(8歳)に重軽傷を負わせた。原因は、スノーモービルのブレーキロック装置が壊れていたためと判明した。
10 03/04(金)17:00頃 長野県 記事
戸狩スキー場第七リフト裏で雪崩が発生、戸狩スキー学校アシスタント女性(22歳)ら4人が巻き込まれた。うち、3人は自力で脱出し無事だったが、女性は脱出できず、間もなく救出されたものの意識不明の重体。スキー学校の講師らは、新雪を滑る技術の研修のため、立ち入り禁止のロープを外し、リフト北側の斜面に入った。意識不明だった女性は病院で死亡、死因は窒息死
11 03/05(土)15:30頃 新潟県 記事
六日町ミナミスキー場で、ポールを立てて大回転の練習をしていたスキー部員の女子学生(17歳)が立ち木に衝突、収容先の病院で脳幹損傷のため死亡した。現場は、山頂下の急斜面を約600メートル下った右カーブの辺り。被災者はコースから左に8メートル外れたところにあるブナの木に衝突、頭を雪に突っ込んで倒れているのをスキーヤーに発見された。被災者はヘルメットを被っていなかった。
12 03/09(水)14:30頃 新潟県 記事
苗場スキー場で滑走中の大学生男性(21歳)が立ち木に衝突、収容先の病院で胸挫傷のため死亡した。スキー場左端の第四高速リフト下付近の緩やかな斜面を直滑降していて、コースはずれの方にあった2本の白樺の1本(直径20センチ)に抱きつくようにして激突した。
13 03/16(水)16:05頃 長野県 記事
白馬乗鞍国際スキー場内わらび平ゲレンデで、スキーの練習をしていた高校生男子(18歳)がリフト支柱に激突し、支柱点検用の足掛け鉄棒が左胸に刺さった。病院に運ばれたが出血多量で既に死亡していた。現場は、一般スキーヤーには開放していないわらび平ゲレンデ下方の緩やかな斜面。
14 3/18(金)21:30頃 長野県 記事
やぶはら高原スキー場国設第二ゲレンデで、高校生男子(17歳)は転倒して切り株で頭を打ち、頭の骨を折って即死した。被災者は、バランスを崩し、ゲレンデから外れて、向かって右側の高さ約2.5メートルの急斜面に乗り上げ転倒、直径43センチ、高さ40センチのカラマツの切り株に頭をぶつけた。前日降った湿った雪のためスキーの制御が利かなかったらしい。
15 03/18(金)22:30頃 富山県 記事
富山県大山町のロッジ経営者から宿泊客が戻ってこないと警察に連絡があった。県営ゴンドラスキー場のパトロール隊員らが同スキー場一帯を捜索したが見つからず、19日から県警ヘリや署員らが捜索を再開し、女性(35歳)の遺体を発見した。遺体は、同スキー場山頂の立ち入り禁止区域から300メートル入った地点から40メートル下った雪と岩の空洞で見つかった。
16 03/29(火)15:30頃 長野県 記事
野沢温泉村スキー場のやまびこゲレンデ第十九リフト脇のゲレンデ外でスキーをしていた高校生男子(17歳)が立ち木に衝突した。病院に運んだが、胸部打撲、肺挫傷死亡した。被災者は友達三人とスキーに来ていた。



     88~89 シーズン(昭和63年12月~平成元4月)

12/28(水)13:10頃 新潟県 記事
石打スキー場に来ていた男性(27歳)の長男(六歳)がゲレンデ下の寺沢川に転落、病院に収容されたが死亡した。被災者は、石打観光第一クワットリフト乗り場付近のちびっこゲレンデで、ほかの30人ぐらいの仲間と一緒に3人の指導員についてそり遊びをしていた。午前11時50分頃指導員が集合させるため、点呼をとったところ被災者の姿が無かった。
12/28(水)15:40頃 長野県 記事
岩岳スキー場で、家族で遊びに来ていた幼児(3歳)がゲレンデ脇のU字溝に落ち、意識不明の重体となった。U字溝は、幅35センチ、深さ25センチで、水深5センチの溝に落ち、傾斜20度の流の速い水に流され、水を飲んだらしい。U字溝は、人口雪を降らせる降雪機に水を送るためのもので、周囲には、柵、ふたなどは無かった。
01/02(水)21:30頃 新潟県 記事
石打丸山スキー場ゲレンデと線路敷とを隔てる為張られている防護ネット(高さ0.9メートル、幅8.2メートル)を乗り越えて、男性(25歳)が線路内に入り、転倒したところへ列車が進行してきてはねられ死亡した。被災者は、スキー場に来てナイターを楽しんだ後、旅館に帰る予定だった。現場は、先月ソリ遊びにきていて水死した現場から50メートルのところ。 
01/10(火)11:45頃 長野県 記事
野沢温泉スキー場やまびこコースで、スキーをしていた男性(28歳)は、コース左側の林に突っ込み、ブナの立ち木(直径約40センチ)に衝突、頭の骨を折るなどの大怪我をした。被災者は、右に曲がろうとしたが曲がり切れず、林に突っ込んだらしい。
01/12(木)13:00頃 富山県 記事
極楽坂スキー場で行われた第22回富山県中学校スキー選手権大会の複合ジャンプ大会で、選手として出場した男子学生(13歳)が着地後スキーが滑らず転倒、左足首骨折。また、男子学生(13歳)も着地後転倒、左足首骨折。会場は積雪量が少ないため大会関係者が2~3日前から連日バケツやスコップで雪を盛って競技を行った。
01/14(土)16:00頃 長野県 記事
横手山スキー場で、スキーをしていた男性(23歳)とヒュッテ経営男性(63歳)運転のスノーモービルが衝突、スキーヤーは左足の骨を折るケガをした。現場は、同スキー場入り口の横手山第一スカイリフト近くのゲレンデ。緩やかな斜面を滑り降りてきたスキーヤーと、下から斜面を登ってきたスノーモービルが衝突した。
01/15(日)22:30頃 長野県 記事
栂池高原スキー場ファミリーゲレンデで、女性(21歳)の運転するスノーモービルが、姉(23歳)らが乗っていたそりに衝突、姉が右ひじなど二ヶ月の怪我、そりに同乗の男性(23歳)が腕などに一週間の怪我をした。ゲレンデは緩やかな斜面だがナイター設備はなく、周囲の旅館などの明かりと雪面の反射がある程度の明かりだった。
01/21(土)08:30頃 長野県 記事
白馬コルチナ国際スキー場で、始発前に運転していた第三リフトのワイヤーが外れ乗っていた同社従業員5人の内4人が約3メートル下の雪原に落下、1人がリフトにつかまり宙ずりになった。この事故のため、男性(58歳)が左腕骨折などで二週間、男性(63歳)が腰の捻挫で一週間、同僚3人が軽い怪我をした。第三リフトは、全長440メートルの一人乗り式で、5人がリフトを乗り継いで就労場所へ向かう途中、終点近くで突然ワイヤーが水平に回る滑車から外れた。前夜からの雨や雪が、明け方の冷え込みでワイヤーや滑車に凍り付いていた。
01/21(土)12:55頃 群馬県 記事
草津スキー場振子沢コースで男性(24歳)が斜面に倒れて苦しがっているのを一緒に来た同僚が見つけ、同町内の病院に連れ込んだが間もなく死亡した。警察の調べでは、男性は左胸抑えて倒れており、死因は急性心不全とのこと。
10 01/25(水)10:00頃 長野県 記事
八方尾根スキー場で、男性(24歳)はゲレンデ上方にいた男性(20歳)の外れたスキー板が頭に当たり、頭の骨を折る三週間のケガをした。ゲレンデに立ち止まっていたところ、ぶつかりそうになったスキーヤーを避けようとして転倒した際、スキー板が外れて滑り、下方で転倒していた被災者に当たった。
11 01/25(水)12:25頃 北海道 記事
国設カルルス温泉スキー場のゲレンデ外で転倒している男性(41歳)を、ほかのスキー客が発見、市内の病院に運んだが肝臓破裂で死亡した。被災者は、ゲレンデ端にある防護ネットを2メートルほど越え、立ち木のそばで倒れていた。被災者が相当のスピードで滑っているのを目撃していた人もおり、警察では止まりきれずゲレンデを飛び出し転倒、死亡したものとみている。
12 01/27(金)20:05頃 北海道 記事
ニセコ国際ひらふスキー場から、男性スキー客(30歳)が行方不明になっていると警察に連絡があった。男性は、大学の友人ら9人と共に来ていて、午前11時ごろ第七リフト付近で仲間と離れ行方不明となった。01/28 10:40頃自力で下山してきたところを無事保護された。
13 01/29(日)11:40頃 群馬県 記事
国設尾瀬戸倉スキー場で、第三リフトB線が突然停止、その直後に逆回転を始めた。異状に気づいた係員が非常ブレーキをかけたため、リフトは約30メートル逆行したところで止まった。この間、リフトで斜面を登っていた男性(56歳)が7メートルしたの雪上に降り落とされ腰や首に軽い怪我をしたほか、男性(25歳)も飛び下りて足首をねんざ、リフト乗り場にいた小学生(7歳)は下ってきた座席がぶつかり、額を打って軽い怪我をした。原因は、モーターと減速機をつなぐユニバーサルジョイントが折れていることが判明。このためモーターが空回りして逆行したもの。
14 02/06(月)13:05頃 北海道 記事
札幌国際スキー場で女性(20歳)が滑走中、前方の立ち木に衝突頭蓋骨骨折で重体。現場は、ゴンドラの終着点(高さ1100メートル)から約150メートル下の緩斜面。被災者は前方を滑っていたスキーヤーに追いついたが、前方をよく確認せず、そのままのスピードで左へコースを取り木に衝突した。
15 02/06(月)17:10頃 北海道 記事
ルスツ高原スキー場で、第一B(全長680メートル、106人乗り)、第ニB(全長650メートル、96人乗り)両リフトが停電のためとまり、スキー客41人が宙ずりになった。25分後、スキー場職員らが救出用竹ざおで全員を救助、けが人は無かった。原因は、ブルドーザーが電柱に衝突、電柱が倒れ送電線が切れたため。
16 02/09(水)09:45頃 長野県 記事
志賀高原一の瀬地区タンネの森スキー場で、男性(26歳)が立ち木に激突、頭を強く打ち、診療所に収容されたが既に死亡していた。同スキー場は、初・中級者向きのゲレンデで、林間コースになっていて、ゲレンデ脇の立ち木に激突したらしい。
17 02/11(日)06:30頃 群馬県 記事
片品高原スキー場の第一リフトB線乗り場近くで、作業していた男性(23歳)は、自分で持っていた先のとがった鉄棒(長さ1.37メートル、太さ1.6センチ)が首に刺さり死亡した。被災者は同僚と二人でリフト乗り場の除雪を手伝うため、リフト利用者を誘導するロープ柵を支える鉄棒を雪から抜きそれぞれ一本ずつ持っていた。そこへ除雪車が近づいてきたため同僚が慌てて後ずさりしたところ動いていたリフトに引っかかり、それを見ていた被災者が助けようとした模様。
18 02/12(日)11:30頃 長野県 記事
ブナ平スキー場、ブナ平山荘上方約40メートルの地点で、山荘経営男性(59歳)運転のスノーモービルと、スキーをしていた幼児(5歳)が衝突、幼児は頭を切り二週間のケガをした。
19 03/12(日)11:20頃 北海道 記事
学田スキー場で小学生(11歳)の乗ったスノーモービルがゲレンデ脇に駐車中のトラックに衝突、小学生は顔面を強く打ち重傷。この日、青少年スキー教室が開かれ、50人あまりの親子が参加してスキーやソリ、スノーモービルの体験試乗を行っていたが、大人が昼食の準備をしている間にエンジンをかけたままのスノーモービルに一人で乗り、操作を誤って暴走、トラックに衝突したらしい。
20 04/02(日)09:35頃 北海道 記事
北大雪スキー場で、第二リフトで頂上方向に向かっていた小学生(10歳)は高さ約2メートルから落下、首などに2ヶ月の怪我をした。被災者は、リフトの終点が近づいたため降りる準備をしていたところ、約4メートル手前でスキーが風にあおられバランスを崩し、転落したらしい。






◎別添2
     97~98 シーズン (平成9年11月~平成10年4月)

12/30(火)16:05頃 北海道 記事
キロロリゾート内のスキーコースで男性〔27歳〕が、スキーで滑走中コース右端の立ち木に激突する事故があり市内の病院に運ばれたが死亡した。死因は脳出血。現場は中級者コースを下った直後の斜度18度の斜面。
01/02(金)14:00頃 群馬県 記事
表万座スキー場カラマツコースで男性〔24歳〕がスノーボードで滑走中に転倒、スキーで滑走中の男性〔21歳〕と衝突。スノーボーダーは頭部を強打し死亡。カラマツコースは、中上級者向けゲレンデで全長800メートル。
01/04(日)15:30頃 新潟県 記事
ガーラスキー場のエーデルワイスコース頂上付近でスノーボードをしていた女性(22歳)が倒れているのをパトロール隊員が見つけた。病院に運ばれたが意識不明の重体。頭部を強く打った模様。
01/13(水)10:10頃 青森県 記事
大鰐温泉スキー場でスキー大会に出場すべく練習していた小学生〔11歳〕が、コースを横切るように走っていたスノーモービル(スキー場パトロール隊員運転34歳)の右側面に衝突、全身を強く打ち死亡した。スノーモービル運転手も右肩脱臼と肋骨骨折などで3週間から1ヶ月の怪我を負った。
01/28(水)15:55頃 群馬県 記事
草津シズカ山スキー場イージーライダーコースをスノーボードで滑走していた男性〔37歳〕とスキーで滑走していた男性〔41歳〕が衝突、スノーボーダーは頭部を強打し意識不明の重体、スキーヤーも左腕を骨折し重傷。コースは初中級向け、全長1,800メートル、平均斜度12度。
01/28(水)時間不明 北海道 記事
ニセコアンヌプリ東側のニセコ国際ひらふスキー場脇のコース外で、男女4人が雪崩に遭い,女性(24歳)が間もなく心不全で死亡した。そのほか男女各1名が軽症を負った。
01/31(日)10:50頃 新潟県 記事
三国スキー場のスキースクールで練習していたアルバイト男性〔42歳〕が立ち木に衝突、頭を強く打ち病院に運ばれたが死亡した。立ち木があったのは、傾斜度15度のゲレンデのそば。スピードを出しすぎたまま、回転でバランスを崩し、頭から木に突っ込んだ模様。
02/08(日)13:10頃 群馬県 記事
サエラスキーリゾート尾瀬のスターライトコースで、スノーボードで滑走していた男性〔35歳〕が転倒し頭部を強打し重体。転倒したコースは初中級コース。
02/11(水)12:00頃 新潟県 記事
スポーツ振興石打スキー場でスノーボードをしていた男性〔20歳〕がジャンプをした際に転倒し、頭を強く打って死亡した。高さ約60センチの段差からジャンプした。
10 02/12(木)10:00頃 長野県 記事
戸狩温泉スキー場パノラマゲレンデでスノーボードをしていた女子学生〔22歳〕が倒れているのを一緒に来ていた友人が発見、市内の病院に運ばれたが頭を打っており意識不明の重体。被災者は何度も転倒し、前日にも頭痛を訴え、近くの診療所で受診、安静にするように言われていた。
11 02/13(金)13:30頃 富山県 記事
イオックス アローザススキー場で、スノーボードで滑走していた男性〔20歳〕と男子大学生〔22歳〕が衝突した。男性〔20歳〕が左足骨折で2ヶ月の重傷、大学生も頭部打撲などで1週間のケガを負った。現場は、斜度10度の中級者用コースで、上部から滑走してきた大学生とゲレンデを横切った男性がぶつかったらしい。
12 02/15(日)15:30頃 新潟県 記事
八海山スキー場で、スノーボードをしていた女子大学生〔21歳〕がしゃがみ込んでいるのを友人が見つけ、声をかけたが反応がなかったため病院に収容されたが脳内出血で意識不明の重体
13 02/16(月)10:30頃 新潟県 記事
GALA湯沢スキー場で、スキーをしていた男子大学生〔22歳〕とスノーボードで滑走中のアルバイト男性〔21歳〕が正面衝突、スキーヤーが内臓破裂の重傷、スノーボーダーは胸などに軽いケガを負った。
14 02/17(火)15:45頃 富山県 記事
イオックス アローザススキー場で大学生女性〔21歳〕がスノーボードで滑走中に転倒、病院に運ばれたが頭を強く打つなどして意識不明の重体(3・10死亡)。初級者用のハイジコースで、友人とグループで訪れ、この日スノーボードを始めたばかりだった。  
15 02/19(木)10:40頃 長野県 記事
斑尾高原スキー場で、スノーボード滑走中の男性〔19歳〕が転倒、一緒に滑っていた友人が駆け寄ったが意識がなく死亡した。死因は心不全らしい。
16 02/21(土)時間不明 福井県 記事
スキージャム勝山で開催されるスキー大会に出場するため、中腹の中初級者向けのコースで練習していた女性(26歳)は練習中バランスを崩し転倒、リフト支柱に激突した。被災者は背中を強打し、手術を行ったが下半身麻痺となっている。
17 02/22(日)10:15頃 群馬県 記事
草津国際スキー場しゃくなげコースをスキーで滑走中の男性〔27歳〕が、コースを外れ立ち木に衝突し頭部を打って意識不明の重体。現場は林間コースの合流地点で斜度は3~5度。
18 02/23(月)10:55頃 群馬県 記事
川場スキー場桜川コースをスキーで滑走中の男性〔26歳〕が転倒、頭部を打って意識不明となり病院に収容された。
19 02/25(水)15:30頃 新潟県 記事
上越国際当間スキー場パノラマゲレンデのスノーボード用ジャンプ台付近で、順番待ちをしていた男性〔33歳〕に、上からスノーボードで滑ってきた男子大学生〔22歳〕が衝突、順番待ちをしていた男性は内臓破裂で重体
20 02/26(木)09:55頃 富山県 記事
イオックス アローザススキー場で、スノーボードをしていた男性〔20歳〕が転倒し、病院に運ばれたが意識不明の重体。初心者用のなだらかなコースだったが、転倒した際、頭部を強打したらしい。
21 02/28(土)20:50頃 長野県 記事
焼額山スキー場イーストナイターコース脇の山林で、スキー滑走中、誤ってコースを外れた男性〔25歳〕が転落防止用支柱〔高さ2.8メートル 15センチ角〕に衝突した。市内の病院に運ばれたが頭などを強く打っており意識不明の重体
22 03/04(水)11:00頃 長野県 記事
斑尾高原スキー場ゲレンデで男子学生〔23歳〕がスノーボードをしている最中に体調不良を訴え、病院に運ばれた。頭を打っており意識不明の重体。被災者は友人と来ており、友人に「初日、2日はかなり転んだ」「首が痛い」と話していたという。
23 03/11(水)13:45頃 群馬県 記事
表万座スキー場白樺コースで、スノーボードで滑走していた男性〔33歳〕が一緒にスノーボードで滑走していた仲間と衝突、首を捻挫するなどのケガを負った。
24 03/29(日)時間不明 岩手県 記事
岩手高原スキー場で、友人ら十数名と共にスキーで滑走していた女性〔46歳〕がコースを外れ、斜面下にあった杭に頭をぶつけた。この事故のため被災者は平成12年1月13日現在まで意識不明の重体



     98~99 シーズン (平成10年11月~平成11年4月)

01/08(月)17:30頃 長野県 記事
ブナ平スキー場で女性〔51歳〕が立ち木に衝突、頭を強く打ち病院に運ばれたが脳挫傷で死亡した。バス停からスキーを履いたままゲレンデを通ってホテルに戻る途中、コースを外れ立ち木に衝突した模様。
01/23(土)12:00頃 長野県 記事
乗鞍高原温泉スキー場スノーボードコースで男性〔45歳〕がスキーでジャンプ台を越えようとして着地に失敗、病院に運ばれたが首の骨を折っていて死亡した。ジャンプ台は高さ約3メートル。
01/24(日)15:00頃 群馬県 記事
戸倉スキー場で、男性〔25歳〕がスノーボードで転倒して頭を強打し意識不明の重体
01/27(水)10:00頃 北海道 記事
ニセコ国際ひらふスキー場アルペンコースで、スキーをしていた男性〔54歳〕が意識不明で倒れているのをスキーヤーが見つけ、同スキー場パトロール隊員に連絡した。病院に運ばれたが、頭などを強く打っており間もなく死亡した。現場は、同スキー場中腹にある初中級向けコース脇の雑木林の中。滑走中、立ち木に衝突した模様。
01/30(土)07:00頃 群馬県 記事
ノルン水上スキー場で、スキーで滑走していた男性〔38歳〕は、コース外にある直径15センチの杉の木に衝突、頭を強打し死亡した。妻と2人で中級者コースを滑っていたが、コースを外れ衝突した模様。同コースはアイスバーン上に新雪が5~6センチ積もっていた。
01/30(土)11:40頃 富山県 記事
イオックス アローザススキー場で、スノーボードで滑っていた男性〔27歳〕が急に倒れ、病院に運ばれたが外傷性クモ膜下出血などで死亡した。コースは,平均斜度が10度、最大28度の中上級者コース。
02/09(火)09:10頃 群馬県 記事
サエラスキーリゾート尾瀬のゲレンデで男性〔学生21歳〕がスキーで滑走中、ゲレンデ脇の防護ネット〔高さ約70センチ〕を飛び越えて約8メートル滑落、頭部を強打し死亡した。事故のあったゲレンデは、中上級者コースで、平均斜度15度。
02/13(土) 不明 長野県 記事
白馬乗鞍高原温泉スキー場で女性〔45歳〕が、麓近くのゲレンデとゲレンデの合間 で雪に埋まっているのを夫が発見、村内の病院に運んだがすでに死亡していた。死因は窒息死。
02/20(土)13:00頃 新潟県 記事
スキー場アライマウンテン アンド スノーパークでコース外の立ち入り禁止区域で滑っていたスノーボーダー8人が約30メートルの崖を転落。うち男性〔34歳〕が死亡、男性3人が重軽傷を負った。
10 02/23(火)09:50頃 長野県 記事
軽井沢プリンスホテルスキー場で、スノーボードの練習をしていたスキー場アルバイト男性〔27歳〕は、誤ってコースを飛び出し直径約30センチの立ち木に激突、左頭部を強打し、くも膜下出血で意識不明の重体。ヘルメットは着けていたが、立ち木に衝突した衝撃で割れたとのこと。
11 02/24(水)15:00頃 新潟県 記事
スポーツ振興石打スキー場で、スキーをしていた小学生〔12歳〕がロッジ管理人〔39歳〕運転のスノーモービルにぶつかり、右足を折る重傷を負った。
12 02/28(日)10:00頃 福島県 記事
スキー場のグラデコスキーリゾートで女性〔54歳〕がスキー中に立ち木に衝突、頭など打って死亡した。事故現場は、上級者コース脇のブナ林の中。
13 02/28(日)11:00頃 群馬県 記事
万座温泉スキー場をスノーボードで滑っていた女性〔21歳〕が転倒し頭部を強打し重体。女性は仲間8人と共に同スキー場を訪れ、初級コース(全長1,000メートル、平均斜度6度)を滑走中に転倒した。
14 03/06(土)16:15頃 群馬県 記事
尾瀬戸倉スキー場で、スノーボードで滑走していた同スキー場アルバイト男性(24歳)とスキーで滑走していた男性〔24歳〕が衝突。スノーボーダーは頭などを強く打ち死亡、スキーヤーは肋骨骨折で重傷。
15 03/08(月)09:00 岩手県 記事
雫石スキー場メンズダウンヒルコースで、男性(28歳)がスキーで滑走していたところコース脇のブナの立ち木〔直径30センチ、高さ約6メートル〕に衝突した。被災者は病院に運ばれたが脳挫傷のため死亡した。
16 03/10(水)10:00頃 長野県 記事
妙高杉ノ原スキー場で、男性〔50歳〕がスキーで滑降中に誤ってレストランの木製の手摺に衝突、転倒して頭の骨を折り意識不明の重体。被災者は、レストランの周辺に張ってあったネットを突き破って手摺に衝突した。
17 03/13(土)09:45頃 北海道 記事
ニセコ国際ひらふスキー場の山頂付近で雪崩が発生、スキーコースの外をスノーボードで滑っていた男性(30歳)が巻き込まれた。約10分後に救出されたが脳挫傷のため死亡した。
18 03/13(土)11:10頃 富山県 記事
牛岳温泉スキー場のユートピアゲレンデで、男性〔67歳〕がスキー滑走中にゲレンデ左端下の杉の木〔直径30センチ〕に激突、病院に運ばれたが脳挫傷のため死亡した。富山スキーマスターズ大会に出場し、2本滑るうちの1本目の滑走を終えた後,2本目の滑走に備えて練習していたらしい。
19 03/14(日)10:10頃 長野県 記事
八方尾根スキー場パノラマコースを滑っていた男性〔58歳〕はコースを外れて転倒し、岩に衝突、頭の骨を折り死亡した。現場のコース沿いには、ポールが4メートル間隔で立っていた。
20 03/21(日)09:45頃 山形県 記事
赤倉温泉スキー場で男子高校生〔17歳〕がスキーで滑走中に防護ネットの木製支柱に衝突、全身を強く打ち病院に運ばれたが死亡した。被災者は、旗門を滑り降りていたところバランスを崩し、コース左側に設置されていた防雪兼防護ネットの支柱(直径18センチ、高さ4.5メートル)にぶつかったらしい。
21 03/21(日)09:50頃 山形県 記事
蔵王大森スキー場で、スキーをしていた男性〔49歳〕が滑走中に転倒し頭を強打し死亡した。ゲレンデでは、所々アイスバーンになっていたという。
22 03/21(日)11:30頃 長野県 記事
乗鞍高原温泉スキー場ゲレンデで、スノーボードをつけた女子高生〔16歳〕が倒れているのをスキーヤーが見つけた。被災者は、病院に運ばれたが肺挫傷のため死亡した。スノーボードで滑っていて転倒、胸を強打したらしい。現場は緩斜面で被災者は初心者だった。
23 03/21(日)11:40頃 山形県 記事
蔵王スキー場大森ゲレンデの林の中で、スノーボードに来ていた男性〔25歳〕が倒れているのが発見された。病院に運ばれたが、頭を強く打っており約1時間後に死亡した。リフト降り場で仲間と別れてから行方がわからなくなっていた。当日、断続的に吹雪いていた。
24 03/21(日)13:55頃 石川県 記事
金沢セイモアスキー場第三リフト降り場付近で、スキーをしていた男性〔50歳〕が転倒、雪面で頭部を強く打ち病院に運ばれたが間もなく死亡した。滑走中バランスを崩し転倒したらしい。
25 03/27(土)15:10頃 北海道 記事
キロロスキー場ファミリーゲレンデで、斜面を滑り降りるスノーラフテングのゴム製ボートが停止地点で止まらず、近くのテントに衝突。乗っていた女性〔27歳〕が、腰の骨を折る3カ月の重傷を負った。このボートには、この女性を含む8人が乗っていたが、麓の停止用に作っていた雪山で止まらず、横滑りして受け付け用のテントの衝突したもの。
26 03/28(日)10:00頃 福島県 記事
グランデコリゾートスキー場で、スキーをしていた女性〔54歳〕がゲレンデの中の立ち木に衝突し倒れているのを一緒に来ていた夫が見つけた。病院に搬送されたが頚椎損傷で死亡した。コースは、最大斜度31度の上級者向けのメリッサコース。ブナ林を切り開いたコースで立ち木などが多い。
27 04/01(木)時間不明 新潟県 記事
新井リゾートスキー場で、滑走禁止区域を滑っていて行方不明なっていた男性〔36歳〕が、4月2日午前6時前、標高600メートルの砂防ダム内に落ちているのが発見された。病院に搬送されたが、死亡が確認された。被災者はスキー場外の尾根を一つ越えた地点で滑落したとみられる。


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