特定非営利活動法人
スキーヤー及びスノーボーダーの安全を考える会

(略称 NPO法人 3エス会)

設立趣意書

 インターネットを通じての情報によると、スキー場におけるスキーヤー及びスノーボーダー(以下競技者と言う)の事故死亡者数は、95-96シーズン中 33名(内スノーボーダー15名)、96-97シーズン中 25名(内スノーボーダー11名)と毎シーズン30名前後の若者が死亡している状況にあります。

 スキー場では、その対策として、立ち入り禁止区域には立ち入らないこと、コース内ではむやみに立ち止まらないこと、話し込まないこと、休憩はコースの隅で休むこと等主に競技者の行動規制を求めることにより事故防止を図ろうとしている。確かにこれらの行動規制は大切であり、競技者は守らなければならないが、それと同時にゲレンデの安全管理を抜本的に再点検するとともに経営者の意識改革が必要であるように思う。

 そもそも、スキー場で発生する事故は、競技者が何らかの誤りを犯すことにより発生するものであるが、だからといって事故が発生してもやむをえないと考えるべきではない。競技者は必ず何らかの誤りを犯すものであるから、むしろそのことを前提にして、そのような誤りを犯しても事故を発生させない、あるいは受傷程度を軽減させる対策を予め講じるべきである。

 具体的には、

等の検討が必要である。

 いずれにしても、「スポーツは危険を伴うもので事故は競技者の不注意で発生するものであるから、責任は競技者にある」と考える限りスキー場における事故防止は前進しない。

 このため、本会は、スキー場における少なくとも死亡等の重大事故を減少させるため、有志と相談して設立することとしたものであります。当面、インターネットを通じ広く事故事例等の情報収集を行うこととしておりますので、ご理解いただき、数多くの情報提供をいただきますようお願いいたします。

                    平成12年4月29日

                           発起人代表

                                板橋 良平                                         


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